知花敏彦さんとの出会い

2022年03月28日

1994年くらいだったと思います。

長野で学生だった頃、友人が、山梨の清里にある「やすらぎの郷」で働いていて、そこに

「知花さんという面白い方が、いるからぜひ、吉岡くんも会いにきて!」

ということで訪れたのが、最初のきっかけでした。

知花さんは、精神世界では、知る人ぞ知る方で、当時のスピリチュアルリーダーの一人でした。

沖縄出身の方で、知花さんが小学生の頃、先生に

「いのちとは何ですか?」

という質問をしたら、生意気と思ったか、今の勉強と関わりがないと思われたかわかりませんが、

「そんなことは、知らなくていい!」

と、言われたそうです。それ以来、学校は、学ぶところではないんだ…ということを学び、若い頃、単身でアマゾンの中へ行かれたということです。

アマゾンでは、いろんな精霊と話しをしたり、ボリビアでは、皿1枚を家族で使う極貧生活から、果ては大金持ちの生活までいろいろな経験をされたり…

そんな中、ある時から、神さまにずっと

「日本の中心へ行って、話をしなさい!」

と言われ続けていたそうですが、無視をしていたそうです。そうしたある日、

「光の銛(もり)で目を突かれ、目が見えなくなった」

ことで、ようやく「神には勝てない」と悟って、ボリビアから山梨へ移ってこられたということでした。

ところが、ボリビア空港でアクシデントがありました。

荷物を運ぶためボーイさんにお手伝いをお願いしたところ、一瞬、大金の入った財布を見られてしまい、それを取られてしまいました。

幸いすぐに捕まってお金はすぐに返ってきましたが、

「この方が、こういう行いをしてしまったのも、私がミスで大金を見せてしまったからだ」

と思い、家族はすぐ日本へ送ったのですが、知花さんは、その方が釈放されるまでボリビアにとどまり仕事が見つかるまで、お世話をされたということでした。

なかなか、そこまで行動できる方は、いないのではないかと思います。

「あのまま、私が日本へきていたら、私は罪を作ったことになったでしょう」

と。

…頭の下がる思いです。

講話の内容は、今は you tubeで結構みれますので、どういう方かわかるかと思います。

「あなたは、神なの?人間なの?」

「あなたは、霊なの?物質なの?」

「あなたは、無限意識なの?有限意識なの?」

と、決まって二者択一で話を進められます。

そんな話を何度も聞き、頭では理解できても、行動できていないことに気がついたことがありました。

「みなさん、この知花から愛をくれ〜愛をくれ〜と言ってきますが、たまには私にも愛をください!」

と言われた時でした。

ハッと気付き、一生懸命、「愛」を知花さんに送りました。

瞑目したまま講話が終わっても愛一元の瞑想を続けていたら、そばを知花さんが通ったらしく、

その時にとても親しそうに私に微笑みかけられたそうです。

目をつぶっていたのでわかりませんでしたが、いっしょに行った知人が、教えてくれました。

そういうエネルギーをしっかり知覚されている方なんだなと思いました。

その知花さんも昔、ヒマラヤのH大師の元で、厳しい修行もされていたようです。

雪の積もる極寒の世界で瞑想をさせられ、凍傷に成りかかった時に、このままでは、死んでしまう!と直感され、「愛一元」の必死の瞑想でなんとか、なんとか体温を維持し、乗り越えたり、

雑念でいっぱいの知花さんをいきなり頭を水の中につっこんで、

「今、一番ほしいもの何だ!」

と問われ、

「空気です!」

と。禅僧さながらのやり取りです。

山梨では、ずっと休まず朝夕2回の講話を無料で開催されつづけ、たくさんの方々が、この講話を聞きに毎日訪れていました。

(つづく)



© 2021 吉岡 潤  自律療法・健康アドバイザー  熊本県阿蘇郡西原村下小森1642−1
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